1.お墓を建立(こんりゅう)したいのですが、費用はどのくらいかかりますか?
お墓を建てる地域や区画の面積や、使用する墓石の規格・石の種類によって様々となりますが、墓地の永代使用料(土地代)等と墓石費用・工事費用でだいたい150万円程度で求められます。
2.お墓の様式などは自由な形式で選ぶことはできますか?
近年では生前の趣味・嗜好や自然観などを表す「デザイン墓地」が評価されています。 ただし、霊園・墓地によっては墓石の大きさや形に制限を設けていることがありますので、 わからない場合は、霊園・墓地で事前に確認することが必要です。
3.墓石を建立したときに、建立費用以外にどのような費用が必要でしょうか?
墓地完成後に開眼法要(建碑法要)を行います。宗派によって違いますが、その際に1~3万円程必要です。
4.開眼法要とか建碑法要とは何ですか?
開眼法要とは墓石に魂を入れる法要です。建碑法要とは、墓石を立てたことに対する法要です。
5.自宅の敷地内や自分の所有の土地に自由にお墓を建てられますか?
昔は自宅の敷地内に建てることができましたが、現在は、個人所有の土地は墓地として認められないようになりました。 ただし、遺骨を埋葬しない墓碑、記念碑であればこのかぎりではありません。
6.墓地に固定資産税はかかりますか?
墓地は、お寺や霊園で使用する権利を借りるだけなので税金はかかりません。
7.生前に自分のお墓の購入を考えているのですが、お墓が痛んだりとか問題は生じないでしょうか?
開眼法要(建碑法要)をして一族の守り本尊とする考えもあります。何年も経過した後に仏様を納骨することも出来ます。 確かに石である墓石もそれなりに古びてはきますが、一般的にはそれほど心配する必要はないことと思われます。
8.後継者が誰もいない場合は墓所を求めることはできますか?
後継者がいない場合も墓地を購入することはできます。後にお墓を守る人がいなくなったら永代供養をお寺に頼んでおくことができます。
9.現在の墓地から新しい墓地に引っ越すことはできますか?
引っ越すことは可能です。いつでも気軽にお墓参りできるよう自宅の近くにお墓を移す方が多くなってきました。
10.お寺の墓地と霊園の違いを教えてください。
寺院墓地は管理者がお寺ですから檀家にならなければなりません。 しかし、他宗派から変わる場合でも今までいただいた戒名をそのまま墓石に彫らせていただけるお寺もあります。霊園の場合は宗旨・宗派関係なくお求めできます。
11.仏様が増え、お骨がいっぱいになったらどうすれは良いでしょうか?
お墓の中で土に返すことができますので、後継者が居る限り使えます。
12.お墓の手入れの仕方を教えてください。
布でからぶき、または、水で濡らして拭きます。(束子類はなるべく使わないでください。)黒い墓石の場合は化学雑巾で拭くとよろしいようです。 文字の隙間はハブラシなどで磨きましょう。
13.ペットの遺骨を一緒にお墓に納骨することはできますか?
一般にペットと人間の骨を一緒に納骨することはあり得ませんでした。しかし、最近では一部のお墓ですが一緒に納骨できるようになっております。